長者屋敷・登喜盛伝説
長者屋敷は奈良朝時代に、高丸、悪路の一族登喜盛がたてこもった居館で、登喜盛屋敷と呼ばれました。登喜盛一族は、各地からかすめ取ってきた財宝をこの地に蓄え住み着いていたが、征夷大将軍坂上田村麻呂に討たれて滅亡しました。その折、将軍はこの場所にわいている霊泉清水で、天皇からご下賜された血染めの太刀を洗い清め、さらに納めたといいます。そこでこの清水を「太刀清水」と名づけられました。また、「お釜霊場」と呼ばれる清水が残され、坂上田村麻呂将軍にまつわるいわれも伝えられています。
名称
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長者屋敷・登喜盛伝説
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よみ
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ちょうじゃやしき・とうきせいでんせつ
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分類
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伝説・民話
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所在地
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松尾第4地割270番地
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