岩手山
標高2,038メートル、日本百名山の一つで別名「南部富士」と呼ばれています。なだらかな稜線を描く東側に対し、西側は荒々しい岩稜の山並みです。ブナ、アオモリトドマツなどの自然林、山稜部に自生する高山植物、山の中腹から上部に広がる湿原や湖沼に生える水生生物など、岩手山特有の植物が観察できます。東西二つの火山が複合した山体で有史以来、数回の火山活動が記録され現在でも続いています。岩手県の最高峰であり、孤高性が高く、山岳信仰の対象になっていました。山腹には温泉が多く、十和田八幡平国立公園、特別天然記念物「焼走り溶岩流」、国指定天然記念物「岩手山高山植物帯」が指定されています。
名称
|
岩手山
|
よみ
|
いわてさん
|
指定状況
|
日本百名山(深田久弥認定) |
